ハートエリア
南面エリア
南向きで陽当たりがいいですが、午後から日影になります。
左のスラブの周辺は真夏でも木蔭で快適です。
アプローチ
ハートエリア下部を右奥に行きます。何箇所かあるワイヤーに頭をぶつけないようご注意下さい(皆さん結構ぶつけてます。ヘルメット着用だと安心です)。60mより短いロープ使用の場合、長いルートではビレイヤーは下降時のロープのすっぽ抜けにご注意ください。
グレードは現在のところ暫定です。
手前の壁
①真夏のルンゼ 5.7
B6本(井ノ口慶市)夏は木陰で快適なルートです。ルンゼを登り、最後は左へ出て終了点へ。。
②モンマルトルの丘 5.8
B5本(井ノ口)夏は木陰で快適なルートです。
③ムーランルージュ 5.9
B5本(井ノ口)夏は木陰で快適なルートです。乗越が核心です。フェンスを支える杭に注意。
④ゲルニカ 5.11c
B4本(井ノ口)核心部は持ちにくいクラック。その上も悪い。横のスラブは限定。フェンスを支える杭に注意。
⑤サンフラワーズ 5.10a
B3本(井ノ口)左手アンダーがよく効きます。
⑥落ち穂拾い 5.10b
B3本(井ノ口)両側にルートがあるので真っ直ぐ登ってください。
⑦君たちはどう登るか 5.10b
B2本(+3本) 6m(+8m)(緒方一成)スラブ主体の南面エリアでは異色のフェース系。下部は「サンフラワーズ(5.10a)」を登る。
⑧悶モンマントル 5.10c
B3本(+3本) 6m(+8m) (緒方) 名前の通りマントルの練習が出来る好ルート。下部は「落ち穂拾い(5.10b)」を登る。
⑨真珠の耳飾り 5.10c
B9本 24m(井ノ口)前半は手掛かりが少ないのでバランスよく。最後は思い切って終了点へ。ボルト間隔ちょっと遠めです。
⑩ルーフを越えて 5.11a
B12本 30m(井ノ口) ⑨を更に直上し、ルーフを越えます。ロープは60mでギリです。スッポ抜けに注意。
⑪三葉躑躅(ミツバツツジ)の頃 5.10b
B9本 25m(長友敬一) 3ピン目の膨らみの乗り越えがいい感じです。次のピンは真上にあります。
⑫三葉躑躅・エクステンション 5.10d
B13本 28m(長友) ⑪を更に登ります。バランシーな立ちこみがポイントです。
⑬三葉躑躅・ダイレクト 5.9
B9本 25m(長友) 下から真っ直ぐ登り⑪に合流します。
⑭SKルート 1ピッチ目5.10+ or A0
B9本 45m(篠原みつなり・古賀光義) 1985年に初登された、壁の中央の、高いところまで真っ直ぐ伸びている、クラシックのマルチピッチの1ピッチ目。かなりピンが遠い上に結構厳しいです。2ピッチ目に繋げる場合には最後のトラバースも怖いです。ルート全体の詳細については、「寿老人岩・マルチ」で検索するか本サイトの当該ページをご参照ください。
⑮春告鳥(はるつげどり)5.10c
B9本 25m(井ノ口)スラブにバランス良く立ちこむ所が核心です。ちなみに春告鳥は鶯(ウグイス)のことです。
⑯どんぐりころころ 5.11a/b
B11本 30m(井ノ口)核心は、少ない手掛かりと微妙なスタンスの立ち込みです。ロープは60mでギリです。スッポ抜けに注意。
⑰睡蓮(すいれん)5.10c
B8本 24m (井ノ口) スラブのピン間が少し遠いので気をつけて。
奥の壁
①プロジェクト
②ブッポウソウ 5.7
B4本 8m (長友) アップや入門ルートにどうぞ。なお、ダム湖の南の西園橋辺りにブッポウソウの営巣地があります。
③Mrs. Children (ミセス.チルドレン) 5.8
B4本 (井ノ口智子) 子どもでも楽しく登れます。
④南面ルンゼ 5.9
B8本(長友)ルンゼ状を詰めて行きます。乾いている時にどうぞ。
⑤万緑(ばんりょく) 5.10b
B11本(長友)「南面ルンゼ」から分岐して直上します。
⑥風薫る(かぜかおる) 5.10c
B6本 13m (長友) スラブっぽいルート。少ないホールドでの立ち込みがポイントです。
⑦ヤマセミ 5.10a
B4本 15m(長友) カワセミの左から取り付きます。
⑧翡翠(かわせみ)5.9
B5本 15m (長友) 崩落した岩に立って、古い平行リングボルトの辺りから取り付き上部は凹角状を登ります。ちなみに、ヤマセミもカワセミも、ブッポウソウ目カワセミ科ということです。
⑨甘く危険な香り 5.11a
B11本(長友) 「かわせみ」の右側。4ピン目は右側の凹角上を登ってください。岩の最下部の崩落後から染み出しもあり、崩落にはお気をつけください。
⑩もっと危険な香り 5.11b
B7本(長友) 3ピン目は右側の凹角上を登ってください。岩の最下部の崩落後から染み出しもあり、崩落にはお気をつけください。
⑪炎天下 5.12a
B8本(長友) 前傾を3つ超えます。ホールドがわかりにくいです。取り付きの岩の上からオブザベーションできます。
⑫小春日和 5.11c
B5本(長友)11月の陽だまりの中で初登しました。指皮痛いかもです。
⑬猛暑 5.11b
B6本(長友)前傾を2つ越えます。この辺りのルートは記録的に暑い夏の盛りに開拓しました。
⑭残暑 5.11b
B8本(長友)二つ目の中間部の前傾は、右のブッシュまで行くと巻きすぎです。
⑮橋を渡って 5.10b
B9本(長友)核心は上部の垂壁の乗り越しです。
⑯ムラサキシジミ 5.10b
B5本(長友)スラブから段差を乗り越えます。取り付きもワンムーブあります。
⑰イシガケチョウ 5.10b
B6本(長友)こちらもスラブから段差を乗り越えます。取り付きは林の中に一段降りた所です。
お願い
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http://blog.livedoor.jp/hyugami_blog/
・岩場やルートの状況でお気づきのこと
・2022年9月以前のルート、RCCボルトやリングボルト、カットアンカーボルトなどのルート等についてご存知のこと
・グレーディングについてのご意見
・その他
↓ アプローチ
↓左から、真珠の耳飾り5.10c、
三葉躑躅ダイレクト5.9、春告鳥 5.10c
↓ 真珠の耳飾り
↓ 三葉躑蠋の頃 5.10b
↓ 三葉躑躅エクステンション 5.10d
↓ Mrs.Children(ミセス・チルドレン)5.8
↓ 風薫る 5.10c
↓ 甘く危険な香り 5.11a
↓ もっと危険な香り 5.11b
↓ 炎天下 5.12a